長女気質専門コンサルタント、佐藤優華です。

なぜ長女気質は長女に特徴的にみられるのでしょう?

長女以外にもその特徴を持つ人はたくさんいますが、やはり、長女さんに最も多くみられる理由をお伝えします。

 

「同じように育てたのに」

親はよくこう言います。

長女気質と呼ばれる性質を強く持つ皆さんに兄弟姉妹がいる場合、親は「同じように育てた」と言うかもしれませんが、実際は違います。

 

長女気質ができるまでには親と子のいくつかの特徴が重なり合い、なるべくしてその特徴が作られます。

理由としてはお互いにたくさんあるので、これからこのブログで少しずつ解説をしていきますね。

 

まず、親側の理由として多いのが「一人目の子供で手の抜き方がわからず、キャパオーバーと疲労で子供の気持ちに共感する余裕がない」です。

これね、私も男女1人ずつ育てているので首がもげるほどうなづくしかないのですけど、ほんとに親になってから、余裕なんて数年から十数年なかったです。

とにかく、その日、この時を過ごすこと、いい子に育てることで精いっぱいなんですよね。

もちろんそんなことは子供に理解できなくて当たり前ですが、単純に事実としてそうなのです。

 

そして子どもは、生物の本能として親に自分の命をゆだね、絶対的な信頼を置いています。

子どもにとって親の様子がよろしくないということは、自分の命の危機を意味するので、親の様子には敏感になり、できることなら何とかしようとさえします。

これが、のちの長女気質の「自分を後回しにしても周りのために」という特徴の基になります。

自分のことより親や周りの様子を伺うことが常になると、大人になってから「自分がどうしたいのか聞かれると困る」「何をしたら楽しいのかわからない」という状態になりやすいです。

 

この特徴が当てはまる方で、もっと自分らしく生きたい方は「今、私はどんなことを感じているか」を1日のうちに数回意識することから始めるといいです。

最初は何も浮かんでこなくても、回を重ねていくと自分の気持ちを感じられるようになります。

もう一つお勧めなのは「本当に食べたいものを感じてみる」です。

忙しい毎日の中で、「これでいいかな」と決めたり、「こっちの方がダイエットになりそう」などの理由から決めがちな食事を、「本当に食べたい」と感じるものがなんなのか、お休みの日などに感じてみるんです。条件をつけずに。

逆にそんなに食べたくないものを口にしないのも大切です。

これも初めは全く分からなくても、だんだん感じられるようになります。

自分自身の声を聴いてみてくださいね。

 

 

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